近年お墓の形式が多様化するなか、注目されているのが「樹木葬」です。樹木葬とは、墓石の代わりに樹木をシンボルとし、自然豊かな環境に埋葬する方法。基本的には寺院が供養し管理していくため、次の世代にお墓を託す必要はありません。 宮崎市清武町の「大平山 明榮寺」では2007年から樹木葬をスタート。樹木葬を行う際に納骨者を門徒にすることで、生前の宗教に関係なく、どなたでも樹木葬を選択することができます。 お墓の後継者問題に悩んでいる方、自然志向の方などに、従来の形式にとらわれない樹木葬はおすすめです。 ニーズに応えた、新しいお墓の様式 「働き方や暮らしの変化に伴い、お墓を守ることが難しくなってきた現代で、お寺がお墓をしっかりと守り、ご先祖、ご家族がいるという安心感を作っていきたい」と話す住職の原大悟さん。埋葬方法やお参りの仕方など、時代の流れを汲んだお墓のあり方を樹木葬で実現されています。 数種類か