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海からの贈り物 リンドバーグの検索結果1 - 3 件 / 3件

  • ここはやっぱり「海からの贈り物」 アン・モロウ・リンドバーグ - いつもここにいるよ

    今まで本を読んで、尊敬したり、憧れたり、好きになった人たちがいっぱいいますが、「この人とと直に出会って、友人になりたい(こうして言うこともとても勇気のいることですが)」と切に思った人は実は意外に少なくて、二人です。ひとりは須賀敦子さん、もう一人はこの「海からの贈り物」を書いたアン・モロウ・リンドバーグです。 太平洋横断旅行に最初に成功したことで有名なリンドバーグ大佐の夫人。 夫人自身も、世界の女流飛行家の中では草分けの一人であり、夫とともに東洋に旅し、その記録を「翼よ、北に」(02年、みすず書房)にまとめた本の最終章で、日本語の「さよなら」が「そうであるなら」という意味だと知り、「これほど美しい別れの言葉を私は知らない」と書きました。 しかし本書では、経歴などというものを一切取り捨てた一人の女性、一人の主婦が、家庭から離れ、一人海辺で過ごした日々の中で、現代に生きる人間の誰もが直面しなけれ

      ここはやっぱり「海からの贈り物」 アン・モロウ・リンドバーグ - いつもここにいるよ
    • 安井信子 空間に洗われる島 : アン・リンドバーグの『海からの贈り物』論

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      • A・M・リンドバーグの「海からの贈り物」紹介 - はぐれの徒然なるままに(仮)

        海からの贈物 (新潮文庫) 作者:アン・モロウ・リンドバーグ 新潮社 Amazon 今回、書いてみるのは、 A・M・リンドバーグが書いた短編小説「海からの贈り物」。 この小説は面白いかと聞かれたら、面白くないです。 そして、この小説を分類するなら、私小説なのか?エッセイなのか? 正直、どこに分類していいか、よくわからない小説です。 しかし、文章の所々が印象的な小説です。 この小説は、女性が浜辺にいる場面から始まります。 彼女は、浜辺に流れ着いた貝殻を拾います。 その貝殻を見つめて、彼女は自信の事を振り返ります。 後日、新しい貝殻を拾ってまた、彼女は自身の事を振り返ります。 その行為を、繰り返す事で彼女は、自分が何を求めていたのか? と、考え始めます。 そして最後には、浜辺から家族のいる街に帰って終わります。 この小説では何故、彼女が浜辺に来たのかは、書かれていません。 彼女の置かれた状況に

          A・M・リンドバーグの「海からの贈り物」紹介 - はぐれの徒然なるままに(仮)
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