内 容 学術雑誌の歴史から、科学のあり方を問い直す ——。科学ジャーナルはいつ誕生し、いかにしてその地位を確立したのか。科学者はなぜ論文を投稿するようになったのか。19世紀イギリス・フランスの学協会やメディアを中心に、商業化、オープン化、査読、不正など現代の学術ジャーナルにも通ずる課題の根源を解き明かす。 刊行記念ブックフェア「というわけで、科学史フェア」(丸善名古屋本店 6F) 著者紹介 アレックス・シザール (Alex Csiszar) ハーヴァード大学科学史科教授。本書が初の単著。現在は,次著 Rank and File: From the Literature Search to Algorithmic Judgment(予定)を鋭意執筆中。 (所属等は邦訳初版第1刷発行時のものです) 目 次 序 章 「ばらばらの事実の破片」 第1章 雑誌とアカデミーの判定 オルデンバーグの計画の