解釈は人それぞれなのかもしれませんが、この業界には何でもかんでも“UX”を付けたがる癖があります。私はこの流行りには乗らずに物事を分けて考えてみたいです。 言葉の定義と解釈などユーザーインターフェイス(UI)の設計を表す言葉に関して、それをわざわざ「UX〜」と言い換える事例が国内外問わず多くあり、本来この“UX”と呼ばれるはずのものがどこか蔑ろにされているようにも感じられます。言い換えの例としては次のような具合です。 ・UIデザイン → UXデザイン ・UIデザインツール → UXデザインツール または UXツール ・UIデザイナー → UXデザイナー または UI/UXデザイナー “UX”という言葉がバズワードになり、Xの文字がどこかかっこいいからと既存の“UI”の語句をただ言い換えているだけのように感じられることもあります。実際のところ、「UX〜」と表記されている言葉の幾らかについては