コロナ禍をきっかけに飲み会の回数はゼロになりましたが、その間も気の置けない知人とはリモートでの飲み会を続けていました。 先日、久しぶりにオフ会をしようという話になったのですが、すっかり家飲み派になってしまった私は、楽しみ半分、面倒臭さ半分で、出欠を逡巡していたところ、飲み仲間にひとりから、家族の介護を理由に「残念ながら欠席」との連絡が入りました。 私と同年代の彼は、昨年末に倒れた老父の面倒を見るために早期退職していました。いわゆる介護離職です。 年老いた親の世話にまつわる問題は、私にとっても他人事ではありませんでした。私の母親はなんとか独り暮らしができている状態ですが、年々衰えている様子が分かります。 今はまだ私が月に二回程度様子見をする程度ですが、これから様子見の頻度が増えることはあっても減ることはないでしょう。それどころか、独り暮らしができなくなってしまう日がいつやってきても不思議では