日々写真を撮り歩いていると いろんな事を考える。 例えばこんなことを思ったりもするんだ。 その時々の撮る写真によって ものを見る眼のモードが変わってくる。 そしてその見方次第で 世間の自身に対する見方も変わってくる。 例えば望遠レンズを持って歩く時。 常に遠くの景色を眺めながら歩いている。 姿勢は正しく、視線は上向き 新しい遠くの目標を探し求めて歩く。 だから他の人から見たら "夢と希望にあふれた人" そんな風に自分は見られているかもしれない。 これがマクロレンズだったらどうだろう。 姿勢は小さく前かがみ。 足下のもじゃもじゃした雑草や花を探しながら あっちフラフラ、こっちフラフラ うつむきながら歩いている。 "大丈夫この人?今にも行き倒れてしまいそう" そう思われているかもしれない。 街中での人物スナップだったらどうだ? 雑踏の中を歩きながら 周囲の人たちをキョロキョロと 次から次へと眼