高校1年生の梅雨時。親の出張で一人暮らしを満喫している平々凡々の僕は、 とある雨の日、顔の良すぎる隣人である鎖錠さんと出会う。 隣室の玄関前。ずぶ濡れで膝を抱えて座る彼女をほうっておけず、自室に招くことにした。 そこまでは良かったのだが、 「好きにすれば」 と、濡れた服が気持ち悪いと脱ぎ出すは、 シャワーを浴びた鎖錠さんに貸したパーカーにおっぱいは収まらないは、 無防備で、どこか自暴自棄な彼女にたじたじ。 翌々日には、どういうわけか学校にまで現れてお弁当を手渡してくる。 コスプレ不法侵入か? と言うと鎖錠さんは隣の席を指差す。 そこは入学時からの空席。不登校の生徒の席で――。 「鎖錠ヒトリ。よろしく、お隣さん」 ==================== ■ちょっとエッチな同棲サイドスト…続きを読む