相続税 2019.07.22 相続税の計算で控除できる「葬儀費用」とは? 相続開始直後は、相続税云々などの諸手続きの前に被相続人の葬儀を執り行わなくてはなりません。慎ましいものであるとしても、葬儀にはそれなりの費用がかかるでしょう。被相続人の葬儀費用は相続財産から控除し、相続税を節税することができます。 ただし、葬儀に関係があるように思えても相続手続き上は葬儀費用と見なされないものもあるため、注意しなければなりません。今回は、相続税が非課税になる葬儀費用の内訳と、葬儀費用以外にも相続税を非課税にできる費用について解説します。 葬儀費用に該当するもの まず、相続税の手続きにおいて葬儀費用として認められる費用を知っておきましょう。 1.火葬や納骨、埋葬など、葬儀に要した費用 遺体を火葬する際の実費や納骨費用などは、葬儀費用として問題なく認められます。なお、仮葬儀と本葬儀を行う場合は、どちらの費