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矢野真千子の検索結果1 - 5 件 / 5件

  • 海苔(のり)を消化できるのは日本人だけという論文を読んでみた|柞刈湯葉

    昆布、ワカメ、そして海苔といった食材は和食において不可欠なものだ。古くは柿本人麻呂が海苔についての和歌を読んでおり、その利用は先史時代に遡るという。だが海藻を食べる文化は西洋人から見ると奇異に映ったようで、民族ジョークにもなっている。 レストランであるフランス人が言った。 「日本は物が豊かだと聞いたのに、海藻なんかを食べている」 それを聞いた日本人が言った。 「フランスは物が豊かだと聞いたのに、カタツムリなんかを食べている」 そして二人が言った。 「イギリスは物が豊かだと聞いたのに、イギリス料理なんかを食べている」こうしたジョークは世界各地で人気があり、日本でも早坂隆『世界の日本人ジョーク集』などがベストセラーになったが、最近はこのような笑いに白い目を向けられることも多い。国や民族に対する偏見を助長することはもちろん、グローバル化著しい現代においては、ジョークで語られる民族像が現実に追いつ

      海苔(のり)を消化できるのは日本人だけという論文を読んでみた|柞刈湯葉
    • 【新型コロナウイルス:2020.02~03】買い占められ高額に転売されるマスク市場 と 暗躍する転売屋それを締め出す政府と市民における動きについて | Φ-GRID

      世界的なパンデミックとなった新型コロナウイルス Reference:Coronavirus COVID-19 (2019-nCoV) 新型コロナウイルス が世界を席巻中である。先日、世界保健機関のテドロス事務局長が「パンデミック」とし、世界的な大流行になったと言い、日本でも自粛ムードが広がっている。 Coronavirus COVID-19 (2019-nCoV) 最近のデータを見ていくと、現在のところ、日本の感染者数はある程度の段階まで抑え込まれていることがデータでは分かる。 まだまだ予断を許さない状況が続いているが、このまま日本の感染者が増えないことを願いたい。 AdSense 参照:新型コロナウイルスの国別感染者数(中国以外) | Flourish 新型コロナウイルスの国別感染者数(中国以外)のデータをみていこう。 中国を筆頭にイタリア、イラン、韓国で猛威を振るっており、爆発的に感染

        【新型コロナウイルス:2020.02~03】買い占められ高額に転売されるマスク市場 と 暗躍する転売屋それを締め出す政府と市民における動きについて | Φ-GRID
      • 『大英自然史博物館 珍鳥標本盗難事件―なぜ美しい羽は狙われたのか』(化学同人) - 著者:カーク・ウォレス・ジョンソン 翻訳:矢野 真千子 - 養老 孟司による書評 | 好きな書評家、読ませる書評。ALL REVIEWS

        ●本書に寄せられた賛辞「博物館侵入事件,進化論の発見,絶滅の危機に瀕した鳥たち,そして毛針作りにとりつかれた者たちが巣くう地下世界――無関係に見える話題を見事にまとめあげた犯罪実話… ●本書に寄せられた賛辞 「博物館侵入事件,進化論の発見,絶滅の危機に瀕した鳥たち,そして毛針作りにとりつかれた者たちが巣くう地下世界――無関係に見える話題を見事にまとめあげた犯罪実話だ」 ――マーク・アダムス(『マチュピチュ探検記』著者) 「一見すると地味で埋もれてしまいそうな事件を題材に,つぎからつぎへと繰り出される洞察と驚き.最初から最後まで魅力に満ちた一冊」 ――マイケル・フィンケル(『ある世捨て人の物語』著者) 「犯罪そのものだけでなく,文化遺産の重要性について多くのことを教えてくれる」 ――エリザベス・マーシャル・トーマス(『犬たちの隠された生活』著者) 「魅了される……この犯罪をめぐって著者が取り

          『大英自然史博物館 珍鳥標本盗難事件―なぜ美しい羽は狙われたのか』(化学同人) - 著者:カーク・ウォレス・ジョンソン 翻訳:矢野 真千子 - 養老 孟司による書評 | 好きな書評家、読ませる書評。ALL REVIEWS
        • 【book】『大英自然史博物館珍鳥標本盗難事件:なぜ美しい羽は狙われたのか』 - blotter - lunarmagic annex

          『大英自然史博物館珍鳥標本盗難事件:なぜ美しい羽は狙われたのか』 カーク・ウォレス・ジョンソン(著)、矢野 真千子(翻訳) 化学同人社 (2019/8/7) 大英自然史博物館から約300羽の鳥の標本が消えた。19世紀なかばに英国の探検家・自然主義者Alfred Russel Wallaceにより集められた貴重な標本も含まれており、その価値は百万ドル以上といわれる。 いったい誰が何のためにそんな大量の鳥の標本を持ち出したのか。 2009年6月に起きた盗難事件の真相に迫る犯罪ルポルタージュ。 ◇ 2009年6月、ロイヤル・アカデミー・オブ・ミュージックで勉強していた20歳のアメリカのフルート奏者であるエドウィン・リストは、ロンドン近郊のトリングにある大英自然史博物館の窓を壊して中に忍び込み19世紀半ばに伝説の自然主義者 Alfred Russel Wallaceによって収集された標本を含む29

            【book】『大英自然史博物館珍鳥標本盗難事件:なぜ美しい羽は狙われたのか』 - blotter - lunarmagic annex
          • 目をこらせば糸口が - Pocket Garden ~今日の一冊~

            『ブロード街の12日間』(2014年)デボラ・ホプキンソン著 千葉茂樹訳 あすなろ書房 ※毎週月曜・金曜の19時~21時の間に更新中! (できるだけ19時ジャスト更新!ムリだったら、21時までに更新笑) Facebook『大人の児童文学』ページもよかったら♪ 今日の一冊はこちら! 周りからいいよ、いいよ、と勧められていたのに、なぜか殺人事件の話だと勘違いして読んでこなかった私。いやいや、感染症の話でした。ああ、もっと早く読んでおけばよかったなー、とも思ったけれど、今のコロナ禍の時代だからこそ身に染みるものもあり、いま読めてよかったなあ、と思う一冊でした! 2015年の中学生の部の課題図書だったようですが、小学校高学年からもじゅうぶん楽しめます。 『ブロード街の12日間』あらすじ ひとり目の犠牲者は、仕立て屋のグリッグスさん。すさまじいスピードで、それは街をおおいつくした。夏の終わり、だれも

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