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細金卓矢の検索結果1 - 2 件 / 2件

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細金卓矢に関するエントリは2件あります。 人気エントリには 『第1回 良さについて | アノーイング・クリエーション 細金卓矢』などがあります。
  • 第1回 良さについて | アノーイング・クリエーション 細金卓矢

    はじめに 映像制作業はとにかく持ち物が多い職業です。もちろんラップトップのみで全てを完結することは可能ではあるものの、巨大なセットとクレーンを使って作ることも、野菜とピンセットを使って作ることも同様に出来てしまう。出力物に対しての制作手段が無数にあるという映像の特性が、我々の仕事部屋を常に狭くします。それゆえに持ち物が少ない仕事のスタイルには常に憧れがあります。今回珍しく文章を書くことを仕事として依頼されたのでこれは身軽に仕事をする絶好の機会と思い引き受けました。 この連載の目的 この連載の大きな目的のうちのひとつは、制作というプロセスに過度な神秘を見出すことを止めることです。作る道具の進歩や作り方の情報共有の広がりによって、作ることへの障壁は日に日に低くなっています。これによって制作側の人口が増え、制作者の希少性は日々逓減します。一方で、制作プロセスに触れることによって初めて理解できる他

      第1回 良さについて | アノーイング・クリエーション 細金卓矢
    • 第2回 コントロールについて1 | アノーイング・クリエーション 細金卓矢

      制作において何かをコントロールする手段をある程度習得すると、それをどの程度行使するべきかという問題に突き当たります。これはコントロールする手段を習得するということはそれを使わないという選択肢を獲得するということである、とも言い換えることができます。コントロールを徹底した作り方には魅力があり、たとえば小津安二郎やデヴィッド・フィンチャーなどはコントロールを徹底するタイプの作家の代表でしょう。視聴者にコントロールしていると感じさせない程度にコントロール量を調整する制作者が大勢だとすれば、そのラインを大きく超えてコントロールしていることを前面に押し出す美しさを追求しています。一方でJ・ケージのチャンスオペレーションなどはコントロール出来る範囲を意図的に手放すことで不干渉の美しさを獲得しようとしています。どちらの方向もコントロールをどの程度行使するかという点に関しては自覚的であることに注目してくだ

        第2回 コントロールについて1 | アノーイング・クリエーション 細金卓矢
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