実は名古屋が発祥、由来だったという古今東西の事象を取り上げ、トコトン深掘りする企画。今回も名古屋弁にスポットを当てる。第3弾は『うつけ』。戦国武将の織田信長は「尾張の大うつけ」とあだ名されたことがよく知られているが、濃尾地方では同じ「愚か者」を意味する「たわけ」が使われることが多い。信長はなぜ「たわけ」ではなく「うつけ」だったのか?
織田信長(おだのぶなが)は戦国時代の歴史上の人物の中で最も人気のある人のうちの1人です。信長は現在において小説・マンガ・ドラマになっています。小説やドラマなどの題材になっている織田信長については自ら直接書いた日記や作品がありません。 詳細な記録が残されていることからドラマなどの題材になりやすいと考えられます。この記事では、織田信長について史料として信憑性があると評価されている作品の中から太田牛一(おおた ぎゅういち)の『信長公記(しんちょうこうき)』とルイスフロイスの『日本史』を取り上げます。 監修者 kawauso 編集長(石原 昌光) 「はじめての三国志」にライターとして参画後、歴史に関する深い知識を活かし活動する編集者・ライター。現在は、日本史から世界史まで幅広いジャンルの記事を1万本以上手がける編集長に。故郷沖縄の歴史に関する勉強会を開催するなどして地域を盛り上げる活動にも精力的に
せんだ・よしひろ/城郭考古学者。奈良大学文学部文化財学科教授。大阪大学博士(文学)。文部省在学研究員としてドイツ考古学研究所・ヨーク大学に留学。国立歴史民俗博物館考古研究部助教授を経て現職。2014~16年、奈良大学学長。15年に濱田青陵賞を受賞。著書に『織豊系城郭の形成』『戦国の城を歩く』『信長の城』『城郭考古学の冒険』などがある。 ニュース3面鏡 インターネットの登場以来、以前にもまして巷にはニュースがあふれ返っています。そうしたニュースや出来事の中から、DOL編集部が気になる出来事を厳選し、正面のみならず右から左から、価値あるニュース、楽しいニュースをお届けします。 バックナンバー一覧 街道と琵琶湖を掌握して都へ迫る浅井・朝倉連合。なぜ信長・秀吉・家康はこの強固な連合を打ち破ることができたのか。国内外の城に精通し、テレビ・ラジオや講演で大人気の城郭考古学者・千田嘉博教授(奈良大学文学
■明智光秀は殴られたのか 明智光秀が徳川家康をもてなした事実は、ドラマの終盤で取り上げられた。しかし、光秀は織田信長の指示どおりに膳を出さず、扇で激しく殴られていた。これは事実なのだろうか。 ■接待役を拝命した光秀 天正10年(1582)、信長は武田氏を滅亡した労をねぎらうため、徳川家康を安土城(滋賀県近江八幡市)に招いて饗応することになった。家康はその働きによって、信長から駿河国を与えられていた。 同年5月15日、家康は駿河拝領のお礼を申し述べるため、穴山梅雪(信君)を伴って、信長のいる安土城に参上したのである。このときに接待役を任されたのが、明智光秀だった。 以下、『川角太閤記』をもとに、そのときの状況を再現しておこう。家康の一行は、光秀の屋敷を宿とした。信長は光秀の屋敷に足を運び、宴会に供される肴の準備状況を確かめようとした。しかし、初夏の頃であり、生魚が傷んでいたのか、すでに悪臭が
執筆者。広島県出身。編集担当に『ねこねこ日本史』シリーズ(実業之日本社)、共著に『乙女の日本史』シリーズ(KADOKAWA)など。 東大教授がおしえる やばい日本史 東大教授が、日本史の表と裏を教えます! 歴史を変えた人物の「すごい」と「やばい」を見てみれば日本の歴史がざっくり分かるんです。 バックナンバー一覧 「歴史嫌いだった中学生の娘がどっぷりハマりました」 そんな感想が寄せられているのが、「すごい」と「やばい」の両面から日本史の人物の魅力に迫った『東大教授がおしえる やばい日本史』です。本書の監修をつとめた東京大学史料編纂所教授の本郷和人先生によると、学校の歴史の授業で出てくる「すごい」偉人たちも、実はものすごい失敗をしたり、へんな行動をしたりした「やばい」記録がたくさん残っているそうです。 今回は、大垣書店麻布台ヒルズ店(東京・港区)で開催された、本郷先生のご登壇イベント「親子で歴
資金力こそ信用力!ゼニが欲しけりゃ味方につけ!とばかりにくり広げられた、であろう織田・徳川連合vs武田の買収合戦。金銭が飛び交う空中マネーの陣というわけだが、戦国時代、最終的にはリアルのバトルで勝負が決まるのである。それが「長篠の戦い」本番というわけ。 実は武田軍も鉄砲を揃えていた 武田勝頼は天正3年(1575年)4月21日に出陣、5月6日参加全軍が三河国に集結、その兵数は、一説に1万5000。この軍勢の内訳について、ちょっと考えてみたい。 俗に「武田騎馬軍団」などと呼ばれる武田軍だが、この当時の構成比率は28人中で鉄砲:弓:槍(長柄槍・持ち槍):馬=5:2:15:3。意外と馬の比率は高くないでしょ? さかのぼって弘治元年(1555年)の第二次川中島合戦で武田信玄は旭山城という拠点に援軍3000人を派遣したが、同時に300丁の鉄砲も送り込んでいる。つまり鉄砲の装備率は10%。これから見ると
TOP趣味・教養麒麟がくる織田信長と〈正親町天皇・朝廷〉は敵対していたのか、 それとも協調関係だったのか? 戦国史の謎に迫る【麒麟がくる 満喫リポート】 正親町天皇(演・坂東玉三郎)や誠仁親王(演・加藤清史郎)がキャスティングされた『麒麟がくる』。朝廷と織田信長(演・染谷将太)はどのような関係だったのか?かつて歴史ファンを虜にし、全盛期には10万部を超える発行部数を誇った『歴史読本』(2015年休刊)の元編集者で、歴史書籍編集プロダクション「三猿舎」代表を務める安田清人氏がリポートする。 * * * 一昔前、戦国時代というのは、室町幕府が衰退した間隙を縫って、各地の戦国武将が実力で覇権を争う時代で、天皇や朝廷はすっかり零落し、見る影もない悲惨な状態であったと、一般的にはイメージされていた。 1980年代になると、中世商業史や芸能史などを専門とする脇田晴子さんが、中世後期には、むしろ天皇(朝
織田信長とはどんな人物だったのか。歴史学者の濱田浩一郎さんは「感情ではなく論理を優先する武将だったと考える。家臣の裏切りに対し、まずは説得を試みたのはそうした気質だったからだろう」という――。 NHK大河で強烈な印象を残した岡田准一の信長 今年のNHK大河ドラマ「どうする家康」において、信長の攻撃的な言動が話題になりました。 岡田准一さんが演じる織田信長は、桶狭間の戦いで今川義元を破った際、その首をぶら下げた槍を、敵陣めがけて投げ付けるという挙に出ています。 今川方の部将だった徳川家康(演・松本潤さん)のもとに迫る信長。それを知った家康は「あの男はまともではない! あれはケダモノじゃ。飢えた狼じゃ」と身体を震わせて、信長のことを恐怖するのでした。 「待ってろよ、竹千代(家康の幼名)。俺の白兎」と馬を走らせ、不敵な笑みを浮かべる信長。「どうする家康」の初回にして、早くも信長は迫力と狂気に満ち
2022年は本能寺の変から440年というメモリアルイヤー。リレー連載「天下布武の創り方~信長クリエイターに訊く『コンテンツとしての織田信長の魅力』」では、ゲーム、マンガ、ソーシャルゲーム、ライトノベル等、これまでの「信長像」に新たな視点を加えてきた気鋭のクリエイターたちに取材。第1回は、歴史シミュレーションゲーム「信長の野望」シリーズの生みの親である「シブサワ・コウ」の名でも知られるコーエーテクモホールディングス代表取締役社長・襟川陽一氏のインタビューをお届けする。 歴史創作物を語る上で、欠かせない存在となっているコーエーテクモホールディングス。80年代以降「戦国時代」「三国志」「幕末」「大航海時代」など様々な国の歴史を題材としたシミュレーションゲームを開発。多くのユーザーを歴史の世界へと誘うと同時に、我々が持つ歴史のIFに対する欲求を叶えた。2000年代には「真・三國無双」の流れを汲む「
心理学から見る織田信長という人物 安土城だけは「天主閣」と書きます サイコパスに関する本を読んでいると 「スティーブ・ジョブズはサイコパスであった」 という記事がありました。 プレゼンだけは上手いが、実務は殆ど出来ない。 確かに、ジョブズ氏は、デザイナーとして何か残したわけでもないし、エンジニアとして何かを発明した訳でもありません。 他人の作った人気商品をパクリ、社員に厳しい注文をつけて、やらせただけ。ではありました。 彼の伝記的映画の中で「これからは一人々々がコンピュータを持つ時代だ」というシーンがあって、PCマッキントッシュを生み出したかのように描かれていますが、最初にPCを開発したのは「ゼロックス社」でしたので、映画が封切られてから、ゼロックス関係者からクレームが付きました。 ジョブズ氏は、ゼロックスのPCに目を付けると「感銘を受けた」(事実感銘を受けてはいたでしょう)としてゼロック
今回は、大河ドラマなどでよく取り上げられる織田信長(おだのぶなが)について取り上げます。 織田信長といえば、抵抗する勢力を女や子ども関係なく虐殺するという残酷な一面や楽市楽座・鉄砲の三段打ちなど大胆なことを考えるという革新的な印象を受ける人が多いと思います。 しかし、実際の織田信長については、残酷な人物ではなく優しい人物であることが分かっています。 鉄砲の三段打ちについては、今川義元(いまがわよしもと)が織田信長の父・織田信秀(おだのぶひで)との戦いで既に実践していたといわれています。 この記事では、織田信長の本当の人柄について取り上げます。 前半では豊臣秀吉(とよとみひでよし)・前田利家(まえだとしいえ)・滝川一益(たきがわかずまさ)ら織田信長の家臣となった経緯について取り上げます。 後半では家臣の夫婦げんかの仲裁などのエピソードを取り上げます。 監修者 kawauso 編集長(石原 昌
みなさん、こんばんは。自分にご褒美あげてますか? ここ2~3日、仕事が多忙を極めていて、ブログが更新できてませんでした。申し訳ございません。これからは、できるだけ多くの頻度で、ブログ更新を続けていきたいと思ってます。 さて、現在のコンビニスイーツは老舗・名店が監修した商品が増えていますね。例えば、榮太樓總本舗×ファミリーマート、八天堂×ローソンなど。 今日は、宇治の老舗茶舗・上林春松総本店の歴史を紹介しつつ、それを踏まえた上で、ファミリーマートの上林春松総本店監修の抹茶スイーツを実食してみたいと思います。 まず、上林春松総本店の歴史について・・・ 総業450年。 宇治の老舗茶舗・上林春松本店上林春松本店の歴史は、今から約450年前に遡ります。初代上林春松により創業されたのが、永禄年間(1558~1570年)の頃。当時、室町幕府の権力は失墜し、戦国の動乱の中で、織田信長がその勢力を強めていま
» 福井のローカルコンビニ「オレボステーション」が最高!! 運営会社の創業エピソードを見たら「織田信長」が出てきてビビった! 特集 福井のローカルコンビニ「オレボステーション」が最高!! 運営会社の創業エピソードを見たら「織田信長」が出てきてビビった! 佐藤英典 2023年10月9日 コンビニは大手3社が全国各地に出店し、どこに行ってもほぼ同じ商品を購入することができる。便利になったけど、地域の独自性が損なわれているようで、少しさみしい気もする……。 だが! 福井県には地元に根差したコンビニ「オレボ」があった!! 総菜屋と合体したバイキング形式の「ダイニングコンビニ オレボステーション」なんていうのもあるんだよ!! 利用してみたら最高じゃないですかッ!! ・大津屋の歴史がスゴイ オレボ、正式名称は「オレンジBOX」というそうだ。運営会社は福井市に本部を置く「株式会社大津屋」である。コンビニ
パーソナルAIの開発などを手掛けるオルツは9月6日、大規模言語モデル「LHTM-2」を基盤としたノーコード生成AIプラットフォーム「altBRAIN(オルツブレイン)」を正式にサービス提供開始することを発表した。 altBRAINの画面例 同サービスは織田信長などの偉人や著名人のキャラクターや、ゲーム攻略BRAIN、内科・小児科などの問診で使用可能な問診BRAINなど、さまざまなBRAINをノーコードで作成できる生成AIプラットフォームだ。 同社は2023年5月にα版のサービスを発表しており、約20種類のBRAINを無料で提供していた。今回正式なサービスの提供開始に伴い、無料の「フリープラン」に加えて、「ライトプラン」「スタンダードプラン」「ビジネスプラン」など、目的に応じて使えるプランを複数展開する。 同サービスはオルツが開発した大規模言語モデルLHTM-2を活用しているという。LINE
戦国大名の性格はさまざまで、ケチというのもその一つだろう。むろん、ケチというのは理由があって、多くの場合はいざというときの備えだった(戦争や災害への備え)。ケチの逸話の多くが近世に成立したのは、江戸時代にたびたび発布された倹約令の影響もあろう。 「倹約する戦国大名こそずばらしい!」というのは、江戸時代に作られた理想像と考えられるが、非常におもしろくもあるので、私的に5人を選び出してみた。 ■豊臣秀吉(1537~98) 秀吉は黄金の茶室を設けるなど、ケチではないような印象を受けるが、決してそうではなかった。小瀬甫庵の『太閤記』には、次のとおり書かれている。 秀吉は富める者を優先し、貧しき者を削った。どうして道(人の道)に近いといえようか。百姓から税を搾り取って、金銀の分銅にして我がものにし、余った金銀は諸大名に配った。下の者(庶民)に配ることはなった。 その強欲ぶりは、フロイスの『日本史』に
S城解放と領土戦が激しくなり、検証する時間が全くとれず… などと言い訳して更新が遅れています(*・ω・)*_ _)ペコリ 映画【レジェンド&バタフライ】コラボキャンペーンとして、アイコンフレームやログインボーナス、織田信長、帰蝶の出現確率アップのガチャなど実施されています。 上位一門の編成では毛利元就を大将とした編成が多く、同討の強さを改めて思いしらされてます。 今回は織田信長の編成について考察していこうと思います。 ステータス ガチャ産の武将としては知略が羽柴秀吉に継ぐ845となります。 毛利元就が知略900となりますが、将星MAXとなると時間はかかりそう… イベント期間中に織田信長が将星5まで上がりました。 ⸜( ˶'ᵕ'˶)⸝⋆* 下の写真は秘伝で知略と政治を上げてるので900オーバーとなりました。 織田信長の強さ ○兵科・足軽、弓がS ○技能【武略】→攻撃速度上昇 ○技能【風雲】
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