例えばなんらかの大きな機能をリリースする必要がある場合、こういう風に考える人は多いです。 「このプロジェクトを終わらせるには何スプリントかかるんだろうか?」 これは大いなる間違いです。 「どのくらい要件を削れば今スプリント中にリリースできそうかな?」 スクラムとは、本来はこう考えるフレームワークなのです。 スクラムにおけるスプリントは、価値あるインクリメントを生み出すための固定長のイベントです。 多くのチームがこれを単なる「開発期間」と捉えがちですが、本質は異なります。 スプリント = バーンダウンチャートのX軸という誤り よくある失敗は、「この大きな機能を作るのには何スプリントかかるのだろうか?」という発想です。 これはウォーターフォール的な計画をスプリントに分割しているだけで、アジャイルの本質を見失っています。 計画ありきでスプリントを「小さめのマイルストーン」として消費していくアプロ