通貨戦争 崩壊への最悪シナリオが動き出した! ジェームズ・リカーズ著/藤井清美訳 〜通貨安競争は本格貿易戦争を招くのか - 12/10/22 | 15:00 通貨戦争という言葉は、2010年、ブラジルのマンデガ財務相の発言(「これは通貨戦争だ」)で世界中に広まった。米国の量的緩和によってドル安が進行、ブラジルなど新興国の通貨が上昇したことへの怒りの発言だった。 戦争というのはもちろん比喩である。米国が意図的に諸外国を痛めつけようとした証拠はない。しかし米国が今後もドル安を続ければ、世界中が通貨安競争に突入するのは避けがたい事態である。世界不況が続く中、通貨安による輸出増大は、もっとも手っ取り早い景気回復策だからだ。通貨安競争が本格的な貿易戦争へと至る可能性は、今も決して消えていない。 本書は、通貨戦争という切り口から、世界経済の今後を論じている。興味深いのは著者の経歴だ。30年にわたっ
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