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あんなに全てがあって全てを剥ぎ取られたのに、私の全部の組織とレツが癒着し過ぎていたせいで、流れ続けるものが血なのか涙なのか髄液なのかはたまた他の体液なのかもわからないくらいだったあの裂け目を、私は未だにきちんと理解できてないんだと思う。 たぶん私は無意識のうちにレツのことをもう一度書き起こして昇華させたかったんだと、薄っすら車内灯が青く光る東京行きの夜行バスの中で心まで青色に滲んだ。 18才の12月27日から2月25日までで私の人生は本質的には終わっている。そのエピローグを私は毎秒噛み締めてやっぱり生きていくんだ、と乾いているのに大粒の水滴がぼたぼた落ちるような笑いが一瞬、私の顔を奪った。 生まれ落ちたときから目が見えない人に紫色を教えるくらい、今から私が文字に起こそうとしていることはとても困難で、どんなに足掻いても何百分の一に縮小されたガラクタにしかならないのを承知で始めよう。 I高生だ
Xでバズっていた「これを読んで1か月トレーニングしたら、言葉がポンポン浮かぶようになった」みたいな本を探していたら、本屋でその本の隣にあった『書けないんじゃない、考えてないだけ。』を見つけた。本を適当に開いたら、そのページに「ウホウホウホウホウホ」とびっしり書いてあって「うひゃあ!これだぁ!!!!」とレジへ直行。 学生時代は食い入るように本を読んでたんだけど、社会人になってから本当に本が読めなくなってどれも買うだけ買って読まないみたいな本ばかりだったから、今回もどうせそうしてしまうんだろうな…なんて思ってたの。ところがどっこい。買って2日後に初めて開いたんだけど、その日1日で読み終わってしまった。4年間「趣味読書って言ってた時代に戻りたいよ~!」と思い悩んでいたのに、その悩みはこの1冊でいとも簡単に解決してしまった。私、本読めるやん。え? 本を読んだ日は、たまたまいつもお昼を食べている人が
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