2024年7月22日に、翔泳社さんから書籍『アーキテクトの教科書 価値を生むソフトウェアのアーキテクチャ構築』を出版します。 ECサイトの書籍情報には文字数の制限もあるため、いったいこれは何の本で、どんなことが書かれているのかといったことをnoteにまとめたいと思います。 そもそもおまえ誰よ?って話については、前の投稿を参照頂ければと思います。 なぜこの本を書いたか20年以上IT業界で働いて、さまざまな経験を積んで、ようやく一人前のアーキテクト(と自称しても少なくとも怒られはしないだろうというレベル)になることができたのですが、ここに至る道は決して平坦でなかったと思います。 テクノロジーが多様化した現代では、日進月歩で現れては消える新しい技術の習得で、我々エンジニアは日々精一杯です。このような状況において、アーキテクトの主たる任務である「アーキテクティング」について、できるだけ効率的・効果