湖東三山めぐり ふたつの紅葉名所は、甲良町にある西明寺。(2018年の撮影記です) 豊かな自然に囲まれた落ち着いた風情のある西明寺。 9世紀初め、三修上人による開祖。 ここもまた湖東では古い歴史を持つ古刹。 色づいた樹々を見上げながら石段を上る。 その先には、 室町期の作とされる二天門。 持国天と持長天が出迎えてくれる。 鎌倉時代の創建と伝わる本堂と三重塔。 かかわったのは飛騨の匠たち。 釘を一本も使わずに建てたお堂と塔なんだって。 静かな境内を歩く。 色づいた樹々の間からそそぐ木洩れ陽がとても気持ちいい。 鐘楼へと続く苔生した石段。 登りつめると、ここにも色づいた紅葉たちが鐘楼を囲むように。 庭園もまた見事。 こういう庭園って本当に心和むものがあるなぁ。 初めて訪れたお寺なのに 境内を歩いていると なんだかとても懐かしいような気持になったのはなぜなんだろう。