R.equiは新生仔馬が免疫的に弱いうちに感染し、病巣を作ってしまう。 生まれた仔馬にワクチンをうっても、免疫が作られる前に感染が成立してしまう。 母馬にワクチンをうっておいても、仔馬へ移行する液性免疫成分だけでは仔馬を守れないのかもしれない。 他の馬にR.equi抗原(死菌ワクチンだったり、生きたR.equiだったり)を接種してR.equiに対する免疫を作らせておいて、その血漿を新生仔馬に投与すれば、 R.equiに感染しない、 あるいは感染しても重症化しない、 という効果が得られるのではないか? ー Protection against naturally acquired Rhodococcus equi pneumonia in foals by administration of hyperimmune plasma J Repro Fertil Suppl. 1991:44:5