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  • とある博物館の売店を運営することになった話

    1. 事の発端 それは昨年2023年の秋頃。いつものように新潟県立歴史博物館開催の企画展の内覧会に行ったところ、とある学芸員さんに「ちょっと話が……」と別室(食堂兼フリースペース)に通されました。「え、私たちなんかやっちゃいました……?(心当たりがありすぎる)」とビビっていたら「売店を運営しない?」という予想外の話が飛び出てきたのでした。 ちなみに歴博(新潟県立歴史博物館)の売店は昨年2023年3月26日で閉店しています。 ミュージアムショップ「柏屋」閉店のお知らせ(3/26までの営業) | 新潟県立歴史博物館公式サイト http://nbz.or.jp/?p=28796 このときの話は 売店の運営期間は4月20日から6月9日までの春の企画展期間だけ。(でも、やる気があるならそのあとも入ってもらってかまわない。) 販売する商品は委託販売の形で提供される。それとは別に自分たちで仕入れたものを

    • 〈特別公開〉警察腐敗 内部告発者はなぜ逮捕されたのか(青木理)

      ※『世界』2024年8月号収録の記事を特別公開します。 「鹿児島県警は芯から腐り切っている」 誤解を恐れずに評すれば、出来の悪い警察小説か警察ドラマの筋立てかと見紛うような、あまりにあからさまであまりに剝き出しの権力犯罪である。 だが、現実にそれは起きた。いや、現在進行形で起きている。そして一連の事態は、この国の警察組織や刑事司法の闇を照射し、同時にメディアやジャーナリズムの真価を根本から問うてもいる。 福岡市の中心部にほど近い一角に佇む築40年を超える古びたマンション。すべての端緒を切り拓き、歪んだ捜査の標的にもされたネットメディアは、この一室に拠点を置いている。ほぼ一人で運営する小メディア『HUNTER(ハンター)』の主宰者は中願寺純則(64)。編集作業に使っているという六畳ほどの狭い部屋で私と向きあった中願寺は、常に背筋を伸ばしたまま淡々と、しかし静かな怒気を端々に滲ませて口を開いた

        〈特別公開〉警察腐敗 内部告発者はなぜ逮捕されたのか(青木理)
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