後北条氏は初代北条早雲(ほうじょうそううん)を筆頭に、とても有能であった一族でした。また、後北条氏は戦国時代に当たり前のように起こっていたお家騒動がなかった一族としても知られています。代々とても良い政治を行ってきたため、民衆からも慕われていましたが、1590年(天正18年)、豊臣秀吉(とよとみひでよし)の小田原征伐によって後北条氏は敗北し、その治世を終えることとなりました。このとき、4代目の北条氏政は切腹、そして5代目の北条氏直(ほうじょううじなお)は助命されましたが高野山に謹慎ということになりました。 監修者 kawauso 編集長(石原 昌光) 「はじめての三国志」にライターとして参画後、歴史に関する深い知識を活かし活動する編集者・ライター。現在は、日本史から世界史まで幅広いジャンルの記事を1万本以上手がける編集長に。故郷沖縄の歴史に関する勉強会を開催するなどして地域を盛り上げる活動に