アメリカの民間企業Northrop Grumman(ノースロップ・グラマン)が運用する「Cygnus(シグナス)」補給船運用21号機は、打ち上げとISS(国際宇宙ステーション)へのドッキングに成功しました。Cygnusによる補給ミッション「NG-21」では、ISSに滞在中の宇宙飛行士が利用する生活用品や食料、実験機器など合計3857kgの補給物資を運搬します。物資には日本の大学や宇宙コミュニティがそれぞれ開発・製作した超小型衛星も搭載されています。 ■打ち上げからドッキングまで 【▲ ケープカナベラル宇宙軍基地第40発射施設から打ち上げられるファルコン9(Credit: SpaceX)】 Cygnusを搭載したSpaceX(スペースX)の「Falcon 9(ファルコン9)」は、2024年8月5日0時2分(日本時間・以下同様)にアメリカ・フロリダ州にあるケープカナベラル宇宙軍基地第40発射施