はじめに LinkedInなどのソーシャル・ネットワーキング・サービスや人材マッチングプラットフォームでソフトウェア開発者に好条件の求人を提示し、インタビューの中でマルウェア "BeaverTail"、"InvisibleFerret"に感染させて暗号資産やソースコードなどの開発関連ファイルを窃取する攻撃キャンペーンが観測されています。その攻撃キャンペーンは"Contagious Interview"と呼ばれ、昨年分析記事が公開されました [1] 。 Contagious Interviewは北朝鮮(DPRK)が関与していると考えられており、CrowdStrike社は攻撃グループを"Famous Chollima"と呼称し [2] 、その活動を追跡しています。Contaigious Interviewにより多大な被害が発生した事案(US $72,000相当の暗号通貨を窃取。日本円で約1,0