キング・クリムゾン(King Crimson)などでの活躍で知られるベーシストのトニー・レヴィン(Tony Levin)。17年ぶりとなる新ソロ・スタジオ・アルバム『Bringing It Down To The Bass』がストリーミング配信開始。YouTubeほかで聴けます。 この新作は、プログレ、ジャズ、スラッシュ、クラシック、さらには男声合唱曲の要素まで、さまざまなスタイルを通して、レヴィンを象徴する楽器と彼の音楽人生を探求しています。レヴィンは英Prog誌の新しいインタビューの中で、こう話しています。 「プログレッシブ・ロックの流れを汲む曲もあれば、ベースを基調とした曲もあった。レコーディングの中盤あたりで、プログレを捨てるという難しい決断をした。正確には捨てたわけではなく、別のアルバムのために取っておいたんだけど、集中するにつれ、ベースをテーマにしているという点で統一感のある曲