実はこの記事の執筆中、これ以上書き込むと字数が膨らんじゃうから…と遠慮して、あえて書かなかったことがある。 それは、やはり名古屋で大学生をしていた時の思い出の一つなんだけど、大学の近くにある八事霊園には夜な夜な変なお婆さんが出てくる…という怪談系の噂話だ。 この話は、当時、私が所属していた部の先輩に教えてもらったネタで、話の概要は以下のものであった。 ある真夏の深夜、先輩の先輩が、蒸し暑くて眠れなかったため、涼みにアパートの近くの八事霊園をうちわを片手に散策した。すると、広大な霊園の彼方から、誰かがこちらに向かって跳んでくるのが見えた。源平合戦の源義経の八艘飛はっそうとびのごとく、墓石と墓石をピョンピョンと跳び越えながらやってくるその人物は、よく見ると老婆だった。老婆は奇声を発しながら、そのまま跳びながらどこかへ去っていった。 先輩はこの話の最後に「このお婆さんは、ジャンピングばばあと言わ