マーチン バックパッカー / 駒浮き・再接着 気軽に外に持ち出すことができる「トラベルギター」Backpackerです。 駒が剥がれてきたので修理に来ました。 指定弦が「エキストラライト」のところ「ライトゲージ」を張ったため駒が浮いてきたと思われます。 さて、駒を再接着しようとサウンドホールからクランプを挿入しようとしましたが、ボディの深さが浅く、またサウンドホールも小さくてこの方法では、駒をくっつけることができませんでした。 しばらく、どうしようかとハンガーで吊るして毎日眺めていました。 「!」 「そうか、バイオリンの魂柱を立てるように 曲がった棒の先につっかえ棒をくっつけ 駒の下まで持っていけばいいのだ!」 曲がった棒の先端は尖っており「つっかえ棒」が刺さっております。この方法は、バイオリンのFホールから魂柱を立てるやり方と同じです。過去のバイオリン修理の経験がギターに応用