ソフトバンク株式会社(以下「ソフトバンク」)と東芝デジタルソリューションズ株式会社(以下「東芝デジタルソリューションズ」)は、Beyond 5G/6G時代の量子セキュアネットワークの実現に向けて共創を開始し、量子暗号技術であるQKD(Quantum Key Distribution、量子鍵配送)を用いた拠点間VPN(Virtual Private Network)通信の実証実験に成功しましたので、お知らせします。 実験に用いたQKDシステム装置 背景 Beyond 5G/6Gの時代、通信ネットワークは社会インフラの一部に進化し、今よりも強固なセキュリティーが求められることになります。現在の通信ネットワークで使われている暗号技術はおよそ10年ごとに世代交代が行われ、2030年末には現在使われている暗号技術の一部(RSA2048など)がセキュリティー寿命を迎えると言われています。そのため、世界