ヤイリと言うギターについて、 大きくは KヤイリとSヤイリに分かれます。 二つのブランドは元々ご兄弟がそれぞれ別々に立ち上げた物であり、 Kヤイリはお兄さんのご子息が受け継いでから現在のヤイリギター(Kヤイリ)ブランドになりました。 Kヤイリ 矢入儀市さんという方が昭和10年に作った矢入楽器製作所という会社が始まりで、 戦時下~終戦後はなかなか楽器が売れず、木箱などを作ったりして苦労されたようです。 その後ご子息の一夫さんがアメリカで修行をした後会社を継ぎ、現在のヤイリギターに会社名を変更して、 Kヤイリとして展開しているそうです。 Sヤイリ 儀一さんの弟さんの矢入貞夫さんが昭和13年に作った矢入楽器製造という会社がはじまりだそうです。 こちらは、昭和57年に倒産しており、 現在のSヤイリは、これまたご子息の寛さんという方が監修(寛さんはギター製作技術は無いとの事で監修と言う形になった様で