前回の記事はこちらから⇒僕の旅を変えた男@インド ひさしぶりの記事更新になります。 ここからは西アフリカ編となるのですが、西アフリカを旅した事自体というより西アフリカで考えた事を中心に書いていきます。 では、はじまり。 かつて暗黒大陸と呼ばれた“ここ”は、この現代において資本主義最後のフロンティアとして年々その注目度を増している。 僕が西アフリカに突入した2012年10月~2013年2月のアフリカは二つの大きな事件が起きた。 1つはマリ共和国北部をフランス軍が爆撃した事だ。 あれは丁度僕がマリを抜けてブルキナファソかガーナに辿り着いた頃の事だったと思う。 マリ国内の情勢は荒れに荒れた、一部のテロリストたちが観光資源や油田地域の密集する北部を占拠しようとしたのがきっかけだ。 当時、日本の外務省渡航情報によれば首都バマコを除く全区域がレッドゾーンに指定されてたが、僕はどうにか突破しようと情報を