大気球を用いた観測の将来 宇宙線研究所将来計画に向けた勉強会 第5回 「飛翔体を用いた観測の将来」 宇宙航空研究開発機構 宇宙科学研究本部 大気球観測センター 吉田 哲也 大気球観測プロジェクト � 歴史・実績 � 1954年 日本で初めて大型ポリエチレン気球を放球 � 1965年 東京大学宇宙航空研究所に気球部門発足 � 1971年 茨城県大洋村、福島県原町を経て、 岩手県大船渡市三陸町に恒久気球建設 � 2003年 JAXA発足に伴い、ISAS大気球観測センターに改組 � 放球機数 � 1966年から現在に至るまで、591機の気球を放球 � 三陸大気球観測所では405機の気球を放球 � 最近は、年間10機から15機の気球を放球 � 2005年からはブラジルでの大型気球による気球実験を実施 (年最大2機) 飛翔体の比較(気球から見た) 大気球 ロケット 衛 星 観測時間 △ (時間~月)