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  • おれたち日本人には「信仰」がわかるのだろうか?

    リチャード・ドーキンスをひさびさに リチャード・ドーキンスといえば『利己的な遺伝子』で一世を風靡した学者である。そのドーキンスが無神論の本を著したことはなんとなくしっていた。しっていたが、とくに読んでいなかった。読んでいなかったが、ふと目に止まったので読んでみた。 とくに宗教に関しては、もはや時代は変わったのではないか。十分な知識を持つ人が、世間一般の考えは誤りであり有害であるとの結論に熟考のうえでいたった場合、それを広く知らしめることは、いまや義務とみなされているように思う。少なくとも世人が耳を傾けるような地位や名声を得ている人には、それが求められている。 こうした人が宗教を信じていないと公言すれば、「不信心」(じつに不当な呼び名である)は低い知性やよからぬ性分に由来するという世に流布した偏見は、たちどころに根絶やしにされるだろう。世間の評価も高く、名士と言われるような人たちのどれほど多

      おれたち日本人には「信仰」がわかるのだろうか?
    • 書かせると、仕事の能力がすぐにわかる

      昔、面接官をやっていた時のこと。 我々は「どうすればコンサルタントの適性を持つ人材を集められるか」を追求していた。 長くても30分ほどの面接で、適切に候補者の選別を行うこと。 それは、「面接官の思いつきの質問」をするだけでは非常に難しかった。 我々は面接のやり方を試行錯誤した結果、「書かせること」で、かなり正確に候補者の能力を選別できることに気づいた。 一般的には面接では「話してもらうこと」を中心にすることが多いと思う。 が、我々はその場で「書いてもらう」ことにした。 * そのやり方は、以下のようなものであった。 まず、お題を出す。 多くは現場の状況を切り取ったもので、次のような趣旨のこと書かれたいくつかの「資料」と「質問」を渡す。 背景 オーガニックカフェ「ナチュラルテイスト」は、都市部で成功を収めている小規模カフェチェーンです。(財務諸表・組織図・現状調査表は別添資料)新鮮で健康的な食

        書かせると、仕事の能力がすぐにわかる
      • A Git story: Not so fun this time | Brachiosoft Blog

        Linus Torvalds once wrote in a book that he created Linux just for fun, but it ended up sparking a revolution. Git, his second major creation, also an accidental revolution. It’s now a standard tool for software engineers, but its origin story wasn’t so much fun this time, at least for Linus. Linus doesn’t scale 1998 was a big year for Linux. Major companies like Sun, IBM, and Oracle started getti

          A Git story: Not so fun this time | Brachiosoft Blog
        • 母のリハビリ、恩送り。

          京都駅で「のぞみ」を降りようとした時、高齢の母親からスマホに着信があった。 電話をかけてくることなど、めったにない人だ。 なにか良くないことが起きたのかと、階段を下りながら慌てて対応する。 「もしもし、すごいじゃないのこの講演会の写真!もしかしてこれ、今話してる最中?」 (何かの記事をみて、嬉しくなり電話をしてきただけか…) ご機嫌をとりながら少しばかり話し、電話を切る。 しかし、何かがおかしい。 言っていることがズレている上に、気のせいか滑舌も悪い。何よりも、そんな電話を平日の昼間にかけてくるなど、絶対にしない人だ。 そんな漠然とした違和感は、その日の夜に答え合わせがある。 「もしもし、ヤスノリか?オカンが意識不明で家で倒れてた。今、病院に搬送中や」 そう話す兄の向こう側から聞こえるのは、救急車のけたたましいサイレン音。 (脳梗塞か…) 違和感を放置しなければ良かった、もっと話しておけば

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