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  • 北村紗衣さんインタビュー② 被害のそのあと - Don't overlook harassment at university

    Twitter事件をめぐって——いまだに続く二次被害 ——差し支えなければTwitterの事件についてお話を伺わせてください。もともとおふたりは面識はなかったんですよね? 【Twitterの事件】 2021年の3月末、著名な歴史学者の男性が、Twitterの鍵付きアカウントを用いて女性蔑視発言や知的エリート女性たちへの誹謗中傷を繰りかえしていたことが明らかになった一件。その誹謗中傷の対象とされていた女性のひとりが北村さんだったことが判明。その後、北村さんが本人に抗議して謝罪させた。 北村 はい。お互い東大生だったので共通の知り合いは何人かいたんですけど。 ——全然知らないところでそんなことされるのって、まさに交通事故ですよね。3月に北村さんがツイートされていた内容をよんで、胸に突き刺さってきました。 最初にこのことを知ったときはどういう気持ちになりましたか? 北村 わたしすぐ怒る質なので、

    • 北村紗衣さんインタビュー③ 女の子が死にたくなる前に - Don't overlook harassment at university

      死にたくなる前に見ておくべきサバイバルのためのガールズ洋画——※ネタバレしてます 編集部 瞬間湯沸かし器みたいに怒っていいんだと思うんだけど、でも、ショックを引きずらない人はいないですよね。何かのときにまたふっと思い出して、それでも生きていかなきゃいけない。日常生活を続けていくと考えたときに、何をしたらいいか——映画見るのもいいし、漫画でもいいし、本を読むのでもいいけど、自分にあったものをどうやって見つけられるかということが大事になってきますよね。 ——そうそう。その後の日常を延々と生きていかなきゃならないから。わたしの場合は、映画がすごく助けになっています。でもはじめは映画も全然見られなかったです。 北村 ですよね。わたしもそうでした。 ——長い間何も見たくないという状態だったんですけど、たまたま知り合いからポール・ヴァーホーベンの『ELLE』を勧められて、全然期待しないで見てみたんです

      • 北村紗衣さんインタビュー① フェミニズム批評への入り方 - Don't overlook harassment at university

        ハラスメント行為を受けたあとも、被害者は延々と続く日常を生きていかなくてはなりません。フェミニズム批評家として積極的に執筆・発信されている北村紗衣さんに、女性研究者としての体験や、2021年3月末のtwitterでの誹謗中傷事件とその後も止まらない二次被害、ミソジニーへの対処の仕方、死にたくなる前にみておくべきサバイバルのための映画、おすすめフェミニズム本などについてお話を伺いました。 北村紗衣さんプロフィール 1983年、北海道生まれ。専門はシェイクスピア、舞台芸術史、フェミニスト批評。東京大学の表象文化論にて学士号・修士号を取得後、2013年にキングズ・カレッジ・ロンドンにて博士号取得。現在、武蔵大学人文学部英語英米文化学科准教授。ウィキペディアンとしても活動。著書に『批評の教室』、『お砂糖とスパイスと爆発的な何か』、『シェイクスピア劇を楽しんだ女性たち』、訳書にキャトリン・モラン『女

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