【お問い合わせ先】 東邦大学医療センター 大森病院 臨床検査部 〒143-8541 東京都大田区大森西6-11-1 TEL:03-3762-4151(代表) ヘモグロビンA1c(以下:HbA1c)は、赤血球に含まれるヘモグロビンと血液中の糖が結びついた糖化タンパク質です。ヘモグロビンは血色素とも呼ばれ、血液中の赤血球に含まれているタンパク質の一種であり、酸素と結合して全身に送る役割を果たしています。このヘモグロビンは、血液中の糖と結合(糖化)するという性質を持っており、結合した物がHbA1cと呼ばれています。このHbA1cは過去1~2か月間の平均的な血糖値を反映するため、日常生活や症状を把握することができ、血糖管理が良好であるかの判断には欠かせない検査となっています。また、HbA1cは血糖値と異なり、食事の影響を受けないために食前・食後を問わずいつでも検査ができます。 通常、赤血球の平均寿