クラウドファンディングやICO(仮想通貨による資金調達)など、資金調達の多様化が進んでいる。その中で、イジゲンが発表したオリジナルコイン取引所サービス『SPOTSALE』は新たな切り口で企業や店舗の資金調達を提案している。 SPOTSALEは企業や店舗が独自のコインを発行することで資金調達を実施できる。ファンはコインを利用して商品を購入したり、会員権として所有しているだけでサービスを受けられたりする。また、コインはユーザー同士で売買できる。 今後の展望やコインの流動性の対応など、SPOTSALEを運営するイジゲンに話を聞いた。 店舗が抱える『閑散期問題』を解決したかった イジゲンCEOの鶴岡氏は常々、リアルの店舗における閑散期を解決できるアイデアを模索していた。どんな店舗でも、曜日や時間帯によってはどうしても売り上げの効率が落ちてしまう。 そんな時に目についたのが、定額制で劇場の映画が見放