新型コロナウイルスの感染者が急増している東京都では、入院先がすぐに決まらない人や自宅で療養する人が増えています。都内の保健所では、入院調整などの業務がひっ迫してきていて、ウェブページで「命と健康を守る行動を」と呼びかける保健所も出てきています。 東京・中央区保健所によりますと、今月上旬は感染者数は1日10人程度でしたが、28日には69人に急増し、ことし1月の第3波のピークだった40人を超え、過去最多になっているということです。 保健所では、自宅などで療養する人の健康観察や入院調整などを行っていて、この保健所では感染者数が1日20人超えると対応が難しくなるということですが、感染者数はその3倍以上となっています。 業務は非常にひっ迫していて、この日も保健師たちが空いた病床がないか確認に追われていましたが、入院先がすぐには見つからないケースが増えてきているということです。 この保健所では、こうし