レチノイン酸は美白目的で使用します。一般的な美白化粧品と呼ばれるものはこれからできるシミを予防するものですが、レチノイン酸は既にできているシミに働きかけ、シミを薄く目立たなくする効果が期待できます。ハイドロキノンとの併用でより効果が高まります。 レチノイン酸ってどんな成分? レチノイン酸はビタミンA誘導体のことです。トレチノイン酸と呼ばれることもあります。ビタミンAとの違いは浸透力の違いです。ビタミンAのままでは肌に浸透しにくいので、誘導体化させることにより浸透力を高めます。さらに、レチノイン酸は浸透後に、肌の奥でビタミンAに変わり効果を発揮します。 ビタミンAとして取り入れるよりも、誘導体化させてビタミンA誘導体にすることで、100倍近い活性力になると言われています。ビタミンAは体内にも存在していますので、レチノイン酸として取り入れてもアレルギーが起こりにくいのも特徴です。 レチノイン酸