小野寺五典防衛相は15日の記者会見で、尖閣諸島周辺の領空で中国の航空機が領空侵犯した場合の対応について「我が国も国際的な基準に合わせて間違いのない対応を備えている」と述べ、無線での警告などに従わずに侵犯を続ければ、警告として信号弾を射撃する方針を明らかにした。 小野寺氏は「どこの国も領空侵犯の場合、対応をとっている」とも述べた。香港メディアの「中国の飛行機が領空に入った場合、警告射撃はありえるか」という質問に答えた。信号弾の射撃は1987年、旧ソ連爆撃機の領空侵犯の際に行っている。 関連記事中国機、尖閣領空にまた接近 戦闘機の緊急発進、5回目(12/26)官房長官「早期警戒機を実効的活用」 中国機の領空侵犯(12/14)空自の対応「高度の警戒維持」 中国、尖閣領空侵犯で(12/28)中国の領空侵犯「プロペラ機でも対応」 外務報道官(12/15)中国機、尖閣南方で領空侵犯 「ここは中国の領