文学に関するqp365のブックマーク (1)

  • フランス文学史(仏蘭西の小説、詩、演劇、評論の名作・作家まとめ)〜フランス象徴詩誕生の背景を求めて〜 - 心揺々として戸惑ひ易く

    フランス文学とはいわば人間像を探究した文学である。仏文学史上の表現で換言すれば、「モラリスト文学」であるのが特徴といえる。1588年のモンテーニュ『エセー』を嚆矢とし、パスカル『パンセ』、ラ・ロシュフーコー『箴言集』などによって、ブルジョワ貴族にみられる悲観的で厭世的な人生観を持つ性根を据えた。18世紀になってヴォーヴナルグが人間の内に潜む情熱が生み出す偉大な力を主張した。彼の"偉大な思想は心から来る"という人間の質を善として捉えた感性礼賛の楽天的思想は、ルソー『新エロイーズ』の爆発的な人気によって人々に広がった。小市民の立場から自由に描かれたその情緒纏綿たる感情表現と美しい自然描写は、サン=ピエール『ポールとヴィルジニー』、シャトーブリアンへと受継がれた。スタール夫人『個人と国民に及ぼす情熱の影響について』は古典主義的な厳格な規範によって抑制されていたフランスの人々の自我を解放し、情熱

    フランス文学史(仏蘭西の小説、詩、演劇、評論の名作・作家まとめ)〜フランス象徴詩誕生の背景を求めて〜 - 心揺々として戸惑ひ易く
    qp365
    qp365 2009/11/07
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