2013年09月26日16:48 by jyoshige ホワイトをつくるにはブラックが必要という当たり前のお話 カテゴリその他 興味深い記事を見つけたので補足しておこう。 要約すると、IT企業や東電などにみられる多重下請け構造にメスを入れることなく “ブラック企業問題”を解決できるのか?という疑問である。 拙著「7割は課長にさえなれません」でも書いたが、日本の「企業規模間での 賃金格差」は世界でも類を見ないほど大きい。「大企業ほど高賃金」という認識は、 日本では学生から主婦まで共有している常識であるが、世界では必ずしも 常識ではない。 なぜ日本においては企業規模で賃金に格差が生じるのか。 それは雇用が実質的な身分制度として機能しているからだ。 ねつ造発覚で打ち切りとなった関西テレビ「あるある大辞典」を例に説明しよう。 あの番組では花王から支払われていたスポンサー料は一億円だが、あれこれ