朝日新聞デジタル：入れ墨回答拒否、職員６人を戒告処分 大阪市 - 社会大阪市は２８日、入れ墨の有無を尋ねた調査への回答を求めた職務命令に従わなかったとして、職員６人を同日付で戒告の懲戒処分にしたと発表した。処分を受けた６人のうち１人は市役所で会見し、「強制的に回答させる調査は問題」などと主張し、提訴する意向を表明した。残る５人のうち３人も提訴する方針。 市人事室によると、処分されたのは、建設局の５７歳と３０歳の男性職員▽区役所の５８歳と５９歳の男性職員▽交通局の５４歳の男性職員▽病院局の５６歳の女性看護師。 釼持英樹・市人事課長は、処分理由について「人事配置上の配慮をするために必要な調査にもかかわらず、期限を過ぎても回答しなかった」と説明。６人については「入れ墨がある者に準じた人事配置上の措置を行う」とし、市民に接しない部署への配置転換を検討するとした。 市の処分を受け、会見した職員は「調査は職員を萎縮させ、権力的な管理統制の強化を図るのが目的で、必要
