2000年以降、首都圏ではマンションの大量供給が続いた。とりわけ激戦区となったエリアでは、最寄り駅にちなんで「品川戦争」「下丸子戦争」といった言葉もささやかれた。新築マンションの大量供給が始まって数年。そうしたマンションが中古物件として再販市場に出ている。 購入時よりも値上がりしたマンションもあれば、値下がりしたマンションも。同時期に同じエリアで分譲されたマンションも年月を経ると中古価格には差が出る。マンションの資産価値を考えるうえで、中古物件になった時の価格がいくらなのかは、所有者にとっても購入者にとっても重要な要素となる。 そこで日経ビジネスオンラインは、不動産マーケティング会社、アトラクターズ・ラボ(東京都千代田区、沖有人社長)の協力を得て、独自のデータを算出した。1995年以降に首都圏で分譲された300戸以上の大規模マンション227件を対象として、物件ごとに「時価(坪単価)」と「騰
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