この期に及んで現実逃避モード。論文を読みます。http://kimbly.com/papers/bck-pepm-2007.pdf 1 枚目 FRP についての説明です。FRP と言っても樹脂じゃなくて関数反応型プログラミングの事です。宣言的プログラミングと命令的プログラミングを上手く混ぜる方法として、伝統的なデータフローを発展させた物だそうです。 FRP は、あっちの値が変化すればそれに反応してこっちの値が変化するような物を作るのに使います。実装方法は、依存関係に応じてグラフ(トーナメント表のような木構造)を作って、反応を伝播させていきます。 透過 FRP では、ふつうの演算が自動的に lift (持ち上げ)されます。lift というのはその場ですぐ演算するんじゃなくて、反応したときに演算するような構造を作る事です。この方式の欠点はどんどんグラフが大きくなって遅く大きくなる事です。この論