情報は集めれば集めるほど判断ができなくなります。必要性の疑わしい情報に埋もれてしまえば混乱するだけですし、集めることに傾倒することで事態を収拾させる力を削ぐことにも繋がります。とりあえずな情報を集めるということは被害拡大させる要因にもなるのです。不安な気持ちを解消するためにいくら情報を持ち込んだとしても分析できる力がなければ、心理的な不安が取り除かれるわけではありません。むしろ分けのわからない理論で説明されても混乱を助長するだけです。すべてを知ることができれば正確な判断ができるというのは思い込みに過ぎません。 「やらない」仕事術 作者: 夏川賀央出版社/メーカー: あさ出版発売日: 2010/04/26メディア: 単行本 クリック: 4回この商品を含むブログ (3件) を見る 1 判断に必要な情報はいつも不足している よく分からないものに対して重箱の隅をつついた情報を求めることは百害あって