国家が成熟してゆく過程では、政策は次第に社会民主主義的に成らざるを得ないのは米国でも同じ。競争社会一辺倒で成長してきた米国も、ついに成熟の階段を上り始めた、ということか。白人超保守層の保守バネは未だ勢力を持っているので、紆余曲折はあるだろうが、問答無用のカウボーイ国家から、普通の国家へ成熟して行くのは間違いない。さて、日本の付き合い方は?日本でも、保守層・既得権組織からの圧力はあるだろうが、同じく成熟国家へ向けて、高齢化・環境共存型国家への道を歩まざるを得ない。たとえば、温室ガス25%削減に歯を剥いて反対する団体、メディア、企業などには、生き残る余地は無くなる。強欲金融業なども同じ。(愚痩子)(2009/09/30)