MeCabには制約付き解析という機能がありますが、これについて説明している記事がほとんどなかったので手探りで試してみました。 MeCab 0.996 Python 3.4 mecab-python3 0.7 制約付き解析とは 入力文の一部の形態素情報が既知である、あるいは境界がわかっているときに、 それを満たすように解析する機能です。 たとえば、「にわにはにわにわとりがいる。」という文に対して、「はにわ」の部分が名詞であるとか、「にわとり」の部分が一つの形態素であるというように指定した上で解析することができます。このとき、制約に反する4文字目の「は」が単独で形態素となったり、「にわとり」が「にわ」と「とり」に分割されるような解析候補は排除されます。 制約付き解析 (部分解析)より 形態素境界の制約をつける 文の一部の形態素境界がわかってるときに、その部分を一つの形態素として扱って解析するよ