廃止後に遊園地として生まれ変わったドイツのカルカール原発 不幸な事故となってしまった福島第一原発ですが、その影響は世界の原発計画にも及び、ドイツでは2022年までに全ての原発を廃止する方針となりました。 そのドイツでは、「もんじゅ」と同じく高速増殖炉のカルカール原発が1985年に完成しましたが、国民や近隣国の反対を受けて運転することなく1991年に廃止されました。 その後、実業家に買い取られ、現在は年間60万人が訪れる遊園地「ワンダーランド・カルカール」として生まれ変わっています。 建屋の中は空洞になっていて、なんとこのような巨大メリーゴーラウンドになっています。 建屋の外側には、アルプスの山並みのようなペイント。 まわりにも、さまざまな遊園地の施設があります。 遊園地としての部分開業は1995年から、全面開業となったのは2005年。 運転されなかったとは言え、元は高速増殖炉だった場所での