ウクライナ人も知らない、ウクライナのストリートチルドレンたちの貧困とドラックの日々（Part2)さて前回、ウクライナのオデッサ南部にいるストリードチルドレンの様子をお伝えしたのですが、新たな画像が公開されていました。ウクライナは冬になるとマイナス20度を超える極寒の地。貧しい子どもたちはマンションなどの地下にあるボイラーの傍で暮らしています。ストリートチルドレンの大半はHIVに感染しており、ゴミ拾いや物乞いをしたお金でドラッグを買い、現実から逃れようと必死にもがいているのです。 【Жизнь на дне ( 30 фото + текст )】 ウクライナは、16世紀以来「ヨーロッパの穀倉」地帯として知られ、19世紀以後産業の中心地帯として大きく発展している地域。あの忌まわしい原子力発電所事故もありましたが、天然資源に恵まれ重工業も発達しており、国自体が貧しいわけではありません。 その為、同じウクライナでも、いわゆる中流階級以上が住む地域では、この現実をまるで知らないと言います。
