今回は、ソフトウェアデベロップメントのモデルキャリアパスとキャリアアップのポイントを紹介しよう。ソフトウェアデベロップメントとは、OS、ミドルウエア、業務パッケージなどのソフトウエア製品の企画、仕様決定、設計、開発を手がける職種である。 図1に、ソフトウェアデベロップメントのモデルキャリアパスを示す。 まず入社して数年間は、プログラマとして、ソフトウエア製品の実装やテストを担当し、開発手法などの基本技術・手法を習得する。そのうえで10年目までに技術リーダーとなり、製品開発デザインなど他の役割も兼務しながら、得意領域において誰にも負けない高度な技術力を習得する。 10年目以降は、製品アーキテクチャの設計や基盤技術に関する業務など、より高度な技術力が必要で責任も大きな業務に携わりながらリーダーとしての実績と経験を積み、20年目くらいから、個人の得意分野や強みを生かして、様々な分野のプロフェッシ