情報処理推進機構(IPA)技術本部ソフトウェア・エンジニアリング・センター(SEC)は7月7日、ソフトウェアの開発プロセスに問題意識を持つ技術者向けにプロセスを改善するための新たな手法「SPINA3CH 自律改善メソッド」と、メソッドを適用するためのツール類を公開した。 SPINA3CHはもともと、情報サービス産業協会(JISA)が2004年にプロセスを改善するために“あるべき姿”をモデル化したものであり、当時は「Software Process Improvement aNd Assessment for CHallenge」(SPINACH)としていた。これを2007年にIPAがわかりやすく編集し公開している。 しかし、仕事の進め方ややり方に問題意識を持っていても、「改善方法がわからない」「従来のソフトウェアプロセス改善手法では開発現場に作業負荷がかかることがある」――といった理由から