僕が勤めるコンサルティング会社、ケンブリッジには、厳しいプロジェクトの現場で生まれてきた「語録」がある。 今回はこれ。 僕は昔、プロジェクトマネージャーとこんなやりとりをしてよく怒られた。 【後出しのやりとり】 PM「これやったの?」 僕「やろうと思ってました」 PM「思ってたって言われてもね」 本来はこういうやり取りであって欲しい。 【先出しのやりとり】 僕「ちょっと気が早いんですが、xxが必要だと思っています」 PM「そうだね。まだ先だけど、xxが終わったくらいにやろう」 ・・・ PM「これやってる?」 僕「いえ、前に話した通り、そろそろ始める予定です」 PM「ああ、そうだったね、よろしくね」 "まだやってねーよ"という状況はほとんど同じなのだけど、PMからすると安心感が全然違う。 同じことをやっていても、同じことを考えていても、最終的な成果物が同じでも、"先出せる"かどうかで印象が全
![ケンブリッジ語録#36 先出しすれば「リーダー」だが、後出しになれば「作業者」である:榊巻亮の『ブレイクスルー備忘録』:オルタナティブ・ブログ](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/5e4f3f235eeac677570067d9a98e8e71b7d11112/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fblogs.itmedia.co.jp%2Fhenkakuya%2Fassets_c%2F2017%2F06%2F4210245b4e014acac9cc755ec4c67187cbdc5257-thumb-361x323-23383.jpg)