企業向け通販大手のモノタロウは、日立製作所に商品の出荷に使うAGV(自動搬送車)を約400台発注した。兵庫県猪名川町に開設する物流拠点に、2023年までに導入する。投資額は非公表。出荷作業を効率化して納期を短くするほか、作業員の通路など商品を置けないスペースを減らし在庫点数を増やす。すでに猪名川町の物流拠点向けにAGVを約400台発注しており、導入台数は合計
例えば、LiDAR(Light Detection And Ranging)を活用して周囲環境を認識しながら走行するSLAMは、配車や整列、車庫入れなど柔軟な動作が求められる環境に適した走行方式である。一方でSLAMは周囲環境の変化に弱いというデメリットがある。資材や設備のレイアウトが変わると自機位置を見失い、想定ルートから逸脱する可能性もある。そのため、実機運用開始から1~2週間程度経過して、走行環境内が変化した場合は、再度走行環境のマップを作り直さなければならない可能性もある。 ライントレースの場合は、AGVを指定のルート上で高精度に走行させられるが、走行ルートが固定化される上、ルートの再設定にも手間が掛かるというデメリットがある。2次元コードを読み取って走行するランドマークは、コード自体は安価かつ手軽に設置できるものの、アスファルト路面などに貼りづらいのが難点だ。 これらのデメリット
こんにちは、ティアフォーのフィールドインテグレーションチームに所属している帯津です。今回は2021年3月29日から4月13日の期間で、茨城県筑西市にある道の駅「グランテラス筑西」と周辺地域で実施しました、小型自動搬送ロボットの実証実験の概要と小型自動搬送ロボットならではの実証ポイントについてご紹介します。 なお、ティアフォーでは、自動運転の安心・安全を確保し「自動運転の民主化」をともに実現していく、様々なエンジニア・リサーチャーを募集しています。もしご興味があればカジュアル面談も可能ですので以下のページからコンタクトいただければと思います。 tier4.jp 実証実験概要 小型自動搬送ロボットの実証実験を行う背景には大きく分けて2つの理由があります。1つ目は、eコマースの普及にともなう物流量の増大や施設管理の大規模化が進み、対応する人手不足が深刻化しているため、2つ目は新型コロナウイルス感
ロボット介在で非対面接客、配膳から調理まで省人化 店舗編 飲食店や商業施設でロボットの導入が進んでいる。狙いは省人化と非対面による感染症対策だ。人手不足が課題のサービス業では、以前からデジタル化やロボットでの効率化が進められてきたが、機能制限や費用対効果に合わないなどで本格導入に至るケースは少なかった。 2021.04.19 コロナで清掃ロボ市場が覚醒、雑然とした建設現場でも導入可能に オフィスビル・病院編 オフィスビルや病院、商業施設などを対象にしたメンテナンス業界が“ロボット導入元年”を迎えている。人手不足が深刻な「警備」では、ロボットの導入コストが人件費に見合うようになり、「清掃」では新型コロナウイルスの感染対策が導入の契機となっている。 2021.04.16
小型ボードコンピュータ「Raspberry Pi(ラズパイ)」を使って、低コストかつ現場レベルでIoT(モノのインターネット)を活用する手法について解説する本連載。第8回では、工場などで用いられるAGVの制御にラズパイを活用する目的について解説する。 近年、工場などで用いられるAGV(Automatic Guided Vehicle:無人搬送車)について、より高度な走行制御を行うための取り組みが進んでいます。そこで、AGVの制御に小型ボードコンピュータの「Raspberry Pi(ラズベリーパイ、略してラズパイ)」を活用する目的や方法について今回と次回の2回に分けて解説します。 ⇒連載「ラズパイで製造業のお手軽IoT活用」バックナンバー 拡大するAGV活用のニーズ AGVはこれまでも広く利用されおり既に一定程度普及しています。ただ最近は、新規ラインを構築するに当たり自動化の範囲を搬送工程ま
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