はじめに この記事は、FOSS4G TOKAI 2023のLT大会で発表した「みんな名古屋駅からどこに降りているのか?大都市交通センサスを使って見てみる」で実装したソースコードを解説する記事です。 このLTは、国土交通省が公開している大都市交通センサスのデータを使って、名古屋駅で乗車したお客様がどこの駅で降りているのか、上記の画像のように地図上で立体的に可視化してみようというものを、デモを交えながら発表しました。 実際にデモサイトも公開しています。 地図上に伸びているグラフは、各駅において名古屋駅から来た人数を表しており、グラフにカーソルを合わせると詳細な降車人数が表示されます。 可視化してみるまでの背景や、大都市交通センサスの詳細については LT会の公開資料 をご覧ください。 処理の流れ 大都市交通センサスのデータを使って地図上に可視化するまでの流れは、以下の画像のような流れとなります。